2006/05/28
Firefox 2 Alpha 3 レビュー
原文:Firefox 2 Alpha 3 review by Percy Cabello -- Saturday, May 27, 2006
予定通り、Firefox Alpha 3 (コード名 Bon Echo) がリリースされ、アルファレベルとして機能が完結しました。このアルファは Alpha 2 に対する追加版であるので、新規項目についてのみ言及します。Alpha 2 の完全なレビューは、以前の投稿を参照してください。
Alpha 3 では、Windows 版の新しいインストーラが有効になりました。オープンソースの NSIS (Nullsoft Scriptable Installing System) をベースにしています。
このスクリーンショットは、新しい Firefox インストーラがどう見えるかを示しています。
ご覧の通り、大きな違いはありません。しかしながら、Mozilla の内製インストーラに比べていくつかの利点があります。まず、これはソフトウェアインストールに特化したプロジェクトであるので、セットアップ時に選択的したコンポーネント/パッチをウェブからダウンロードするオプションや、単一インストーラでの複数言語対応、パッチ当て、自動インストールなど、高度な自由度と互換性をもたらしてくれます。加えて、NSIS は多くのソフトウェアメーカーにより広く利用されているので、インターフェースはすでにユーザになじみがあります。インストーラは少しだけサイズが小さくなります(約 100KB)。
新しく Complete オプションが追加になりました。これは開発ツール (DOM Inspector) と、Firefox がクラッシュしたときに詳細情報を提供するためのアプリケーションである品質フィードバックエージェント (Talkback) をインストールします。Custom では特定のコンポーネントを選択できます。
すでに報じられているとおり、アンチフィッシング機能が追加になり、既知の詐欺サイト訪問時に警告を出してくれます。警告のポップアップでは、無視する、サイトを報告する、閲覧を中止するというオプションが提供されます。
アンチフィッシングは Options/Advanced/Anti-Phishing タブから有効にできます。ウェブサイトを自分で構築したローカルのブラックリストによりチェックするか、(デフォルトの Google のような)リモートでチェックするかのオプションが提供されます。今のところ、フィッシングフィルターは制限された詐欺サイトのリストによって運用されているので、正しくレポートされないこともあるかもしれないことに注意してください。最終リリース時には全機能が提供されるでしょう。
過去の Alpha 2 レビューで、新しく追加された OpenSearch サポートの 便利な機能について紹介するのを忘れていました。Firefox はサイトが提供する検索エンジンを認識し検索エンジンリストに追加します。検索エンジンが検出されると、検索ボタンが点灯して追加が可能であることを教えてくれます。
Alpha 3 では、検索エンジンのサジェスト機能が強化され、以前検索した単語が実際のサジェストより前に表示されます。
以上は完成した機能のレビューです。さらなる詳細は Mozilla Development announcement をチェックしてください。このアルファはとても安定していると感じたことを付け加えなければなりません。私は過去3週間ナイトリーだけを使ってきましたが、すでに Firefox 1.5.0.3 より良くなっていると感じました。そして最終バージョンでは目障りなメモリーリークとバグが修正されていることでしょう。
予定通り、Firefox Alpha 3 (コード名 Bon Echo) がリリースされ、アルファレベルとして機能が完結しました。このアルファは Alpha 2 に対する追加版であるので、新規項目についてのみ言及します。Alpha 2 の完全なレビューは、以前の投稿を参照してください。
Alpha 3 では、Windows 版の新しいインストーラが有効になりました。オープンソースの NSIS (Nullsoft Scriptable Installing System) をベースにしています。
このスクリーンショットは、新しい Firefox インストーラがどう見えるかを示しています。
ご覧の通り、大きな違いはありません。しかしながら、Mozilla の内製インストーラに比べていくつかの利点があります。まず、これはソフトウェアインストールに特化したプロジェクトであるので、セットアップ時に選択的したコンポーネント/パッチをウェブからダウンロードするオプションや、単一インストーラでの複数言語対応、パッチ当て、自動インストールなど、高度な自由度と互換性をもたらしてくれます。加えて、NSIS は多くのソフトウェアメーカーにより広く利用されているので、インターフェースはすでにユーザになじみがあります。インストーラは少しだけサイズが小さくなります(約 100KB)。
新しく Complete オプションが追加になりました。これは開発ツール (DOM Inspector) と、Firefox がクラッシュしたときに詳細情報を提供するためのアプリケーションである品質フィードバックエージェント (Talkback) をインストールします。Custom では特定のコンポーネントを選択できます。
すでに報じられているとおり、アンチフィッシング機能が追加になり、既知の詐欺サイト訪問時に警告を出してくれます。警告のポップアップでは、無視する、サイトを報告する、閲覧を中止するというオプションが提供されます。
アンチフィッシングは Options/Advanced/Anti-Phishing タブから有効にできます。ウェブサイトを自分で構築したローカルのブラックリストによりチェックするか、(デフォルトの Google のような)リモートでチェックするかのオプションが提供されます。今のところ、フィッシングフィルターは制限された詐欺サイトのリストによって運用されているので、正しくレポートされないこともあるかもしれないことに注意してください。最終リリース時には全機能が提供されるでしょう。
過去の Alpha 2 レビューで、新しく追加された OpenSearch サポートの 便利な機能について紹介するのを忘れていました。Firefox はサイトが提供する検索エンジンを認識し検索エンジンリストに追加します。検索エンジンが検出されると、検索ボタンが点灯して追加が可能であることを教えてくれます。
Alpha 3 では、検索エンジンのサジェスト機能が強化され、以前検索した単語が実際のサジェストより前に表示されます。
以上は完成した機能のレビューです。さらなる詳細は Mozilla Development announcement をチェックしてください。このアルファはとても安定していると感じたことを付け加えなければなりません。私は過去3週間ナイトリーだけを使ってきましたが、すでに Firefox 1.5.0.3 より良くなっていると感じました。そして最終バージョンでは目障りなメモリーリークとバグが修正されていることでしょう。
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