2009/08/09
Firefox 3.6 Alpha 1 レビュー
原文:Firefox 3.6 Alpha 1 review by Percy Cabello -- August 6, 2009 - 10:39 pm
Mozilla は今年後半にはリリースを予定している Firefox 3.6(コード名 Namoroka)の最初の開発ステップ Firefox 3.6 Alpha 1 をリリースしました。
このリリースの主要テーマのひとつは Firefox をユーザにとってきびきびとしたものに感じるようにすることです: 起動時、タブやサイドバーを開くときに、動作が速くなるもしくは速く感じる何らかの違いがあることです。
この領域では、少ないマウススクロールでウェブページがより多くスクロールするようになったことに気がつくでしょう。
もともとは Firefox 3.0 と 3.5 で予定されていたものの、タブのプレビューは最終的には開発サイクル中に取り下げらました。それが再びビジュアルなタブの切り替え機能を提供するために戻ってきました: Ctrl + Tab を押すと現在のタブと最近使用した5個のタブのプレビューが表示され、すべてのタブのサムネイルを表示するオプションも提供されています。
もうひとつ復活したのが単独の Ctrl + Tab 時の新しい動作です: 隣のタブに移動するのではなく、直前に使用していたタブに切り替わります。
以前の試みとは異なり、タブのプレビューと新しいタブの切り替えはデフォルトでは無効になっています。プレビューを有効にするには、 about:config で browser.ctrlTab.previews を true に、新しいタブの切り替えを有効にするには browser.ctrlTab.mostRecentlyUsed を true にします。(訳注:後者は最新のナイトリーには存在しない。前者の pref で共通に制御される。)
マウスによるブラウジングが好みの人のために、ツールバーのカスタマイズダイアログで新たにフルスクリーンボタンが有効になりました。筋金入りのキーボードユーザのためには F11 が使えます。
すでに述べたとおり、Firefox 3.6 は今年後半のリリースを目標にしています。以前の Namoroka 暫定計画には Prism、Ubiquity、Personas、Jetpack などの Mozilla Lab の拡張機能からまったく新しい機能が取り込まれることになっていましたが、これら全部はもちろんひとつでも秋のリリースに間に合うとはとても思えません。(訳注:個人的には Personas はなんとかなるのではないか、というより間に合わせるべきだと思う。)
Mozilla は今年後半にはリリースを予定している Firefox 3.6(コード名 Namoroka)の最初の開発ステップ Firefox 3.6 Alpha 1 をリリースしました。
このリリースの主要テーマのひとつは Firefox をユーザにとってきびきびとしたものに感じるようにすることです: 起動時、タブやサイドバーを開くときに、動作が速くなるもしくは速く感じる何らかの違いがあることです。
この領域では、少ないマウススクロールでウェブページがより多くスクロールするようになったことに気がつくでしょう。
ユーザ体験
以前入力した文字列によるフォームの自動補完候補が改善されました: アルファベット順にソートするのではなく、frecency(利用頻度と最近の利用の組み合わせ)でソートされるようになり、最も適切な候補が最初に表示されます。また、入力した文字列は、Firefox 3.5 のときのように以前に入力した文字列の最初にだけマッチングするのではなく、文字列全体にマッチングします。もともとは Firefox 3.0 と 3.5 で予定されていたものの、タブのプレビューは最終的には開発サイクル中に取り下げらました。それが再びビジュアルなタブの切り替え機能を提供するために戻ってきました: Ctrl + Tab を押すと現在のタブと最近使用した5個のタブのプレビューが表示され、すべてのタブのサムネイルを表示するオプションも提供されています。
もうひとつ復活したのが単独の Ctrl + Tab 時の新しい動作です: 隣のタブに移動するのではなく、直前に使用していたタブに切り替わります。
以前の試みとは異なり、タブのプレビューと新しいタブの切り替えはデフォルトでは無効になっています。プレビューを有効にするには、 about:config で browser.ctrlTab.previews を true に、新しいタブの切り替えを有効にするには browser.ctrlTab.mostRecentlyUsed を true にします。(訳注:後者は最新のナイトリーには存在しない。前者の pref で共通に制御される。)
マウスによるブラウジングが好みの人のために、ツールバーのカスタマイズダイアログで新たにフルスクリーンボタンが有効になりました。筋金入りのキーボードユーザのためには F11 が使えます。
セッションリストアの改善
あなたも経験があるでしょうか? Firefox を再起動するつもりでウィンドウを閉じて Firefox のアイコンをダブルクリックすると、もとのタブが復元されるのではなくホームページだけが表示されてしまいました。いったい何が起こったのでしょうか? アドオンやダウンロードなどのブラウザではないウィンドウが開いており単に新しいウィンドウが開いてしまったのです(訳注:結果として最初のウィンドウで開いていたタブの一覧は失われてしまう)。Firefox Alpha 1 ではこの動作を改善し、ほかにブラウザウィンドウが開いていないときはタブを復元するようになりました。性能
JavaScript の最適化(TraceMonkey)が改善され、またユーザインタフェース部分に対してもデフォルトで有効になりました。Firefox 3.5 でも about:config から javascript.options.jit.chrome を true に設定することでも有効にできます。私はこれを Firefox 3.5 alpha と beta のときから使用していますが特に問題はなかったので、あなたが今すぐこれを有効にしても安全だと思います。ウェブ開発
開発面では、CSS の複数の背景画像、gradients、rem 単位(ルートフォントサイズ)がサポートされました。Acid3(ウェブ標準準拠テスト)では94点を記録し、Firefox 3.5 から1点上昇しました。すでに述べたとおり、Firefox 3.6 は今年後半のリリースを目標にしています。以前の Namoroka 暫定計画には Prism、Ubiquity、Personas、Jetpack などの Mozilla Lab の拡張機能からまったく新しい機能が取り込まれることになっていましたが、これら全部はもちろんひとつでも秋のリリースに間に合うとはとても思えません。(訳注:個人的には Personas はなんとかなるのではないか、というより間に合わせるべきだと思う。)
ラベル: Firefox 3.6
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