2009/06/06

Microsoft はヨーロッパでは他のブラウザをバンドルする?

原文:Microsoft to bundle other browsers in Europe? by Percy Cabello -- Jun.01, 2009

Wall Street Journal の記事によると、EU は Microsoft に対してその独占的慣行を防止するために、競合のウェブブラウザをインストールするオプションを含む追加の制裁措置を検討しているかもしれません。

そのもっとも典型的な実装は、メニューを表示してブラウザを選択させ、ダウンロードとデフォルトブラウザ化ができるようにするものです。

どんなブラウザがリストされるのでしょうか? それはほとんど自明であり Chrome、Firefox それに Safari となるでしょう。Opera は?入るかもしれません。しかし Net Applications の統計によると、もし Opera が入ると、いまだにそれより上位にいる Netscape として知られる死体も含まれなければなりません。よって、これが少なくとも Microsoft の独占的慣行の結果行われるのであれば、小さなマーケットシェアしか持たないブラウザを除外するのは公平ではないでしょうか。そうしないと SeaMonkey、Flock、Maxthon、K-Meleon もすべて同じようにリストに入れてもらう権利を主張できてしまいます。そして、どの統計を Microsoft は考慮すべきでしょうか? XiTi Monitor によると、ヨーロッパでは、Opera は Netscape と Chrome よりも上位にいます。

しかし、もっとも重要なことはこのような制裁措置をどのように実行し、実際に効果があるのかという懸念です。Mozilla Foundation の理事 Mitchell Baker は数ヶ月前、制裁措置であれルールに沿った行動であれ、90年代と2000年代初めのようなウェブブラウザ市場の革新の停滞を防止するために、EU が考慮すべき原則に関して一連の記事を投稿しました。次のようなものです:
  1. ユーザの行った選択を尊重すること、
  2. Windows は IE に対して技術的な優位性を供与しないこと、
  3. 人々が他のブラウザを選択することを可能にすること、
  4. Microsoft はサードパーティに対してブラウザの選択において中立な立場をとること、
  5. Microsoft は他のブラウザについてユーザを教育すること、
  6. Microsoft の開発ツールは IE や Windows 専用の結果を生成しないこと。
おそらく、原則から漏れていることにもっと興味があることでしょう:なぜ Microsoft にウェブ標準のサポートを求めないのか? Mitchell は三つの理由を示しています: どの標準が実装されるべきか、いつそれらが十分実装されたのかをだれが決めるのか; そして最も現実的かつあまり明確ではないこと:「もし Microsoft が法的にウェブ標準仕様の実装を要求され場合、最終的な結論を得るにせよそのプロセスを見ることが困難となります。」

最後に、この問題や他の Firefox の話題について、先週の Wall Street Journal’s All Things D で行われた Mozilla Corp. CEO の John Lilly と Mitchell Baker のインタビュービデオを掲載します。


Windows IT Pro より。

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