2009/05/08

Firefox がマルチプロセッササポートを予定

原文:Multi-processor support coming for Firefox by Percy Cabello -- May.06, 2009

Mozilla は Firefox を同時に複数のプロセッサに分散する新しいプロジェクトを始めました(ひとつはメインのユーザインタフェース(Chrome)を実行し、ほかはタブの中のコンテンツを実行)。 レベルは異なるものの同様の機能を実装済みの Chrome や Internet Explorer 8 と同様に、この方法のおもな利点は安定性の向上です。ひとつのタブのクラッシュがセッション全体をダウンさせるのを防ぐとともに、一般的になりつつあるマルチプロセッサシステムにおける性能向上にもつながります。

他の Mozilla プロジェクト(TaskFox、Ubiquity、Chocolate Factory など)のようなキャッチーな名前の無いこのプロジェクトは長年の Mozillian である Benjamin Smedberg により率いられ、コアチームには Joe Drew、Jason Duell、Ben Turner、Boris Zbarsky が参加しています。

公開されたラフなロードマップによると、単一のタブで動作する単純な実装を7月中旬までに作成します(セッションとセキュアな接続は未サポート、Linux または Windows のみ、おそらくは Firefox ベースでもない)。 フェーズⅡでは二つのプロセスの相互接続(chrome とコンテンツ)を実現する予定で、11月が目標です。

フェーズⅢでは拡張性、アクセシビリティ、性能を考慮しつつ API を組み込みます。この時に(とはいっても見込みの日程すら示されていませんが)実際に動作するものがリリースされるかもしれません。最後に、フェーズⅣではそれまでの開発内容を、同時に複数のコンテンツプロセスをサポートできるように拡張します。セキュリティサンドボックスはこの後のフェーズで扱われます。

このように、私たちがマルチプロセスの Firefox を手にするのは少なくとも1年かそれ以上先になりそうです。しかし、Chromium のネットワークスタックを Necko と置き換えるといった決断がこのプロセスを加速するかもしれません。ご存じの通り、Chromium は Google Chrome のオープンソースバージョンです。

別の重要な側面はプラットフォームレベルでの変化です。すべての Mozilla ベースのアプリケーションはウェブコンテンツのレンダリングが必要な時に独立したプロセスを生成できるようになるのです。

参考:

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